バルーンリリース(風船飛ばし)は、わくわくどきどきの参加型の演出で見ているだけでも楽しく華やかな気持ちになりますよね。
でも、式当日が雨だったら、バルーンリリースはどうなってしまうのでしょうか?
そんな時、結婚式の裏舞台では何が行われるのか?スタッフの方やバルーン屋さんが、どのような行動をするのか、詳しくご説明しますね。
天候を見きわめて判断するので2つのパターンを準備する。
バルーンリリースを「やる」のか「やらない」のか、判断が微妙な天気の場合、決断をするのは難しいですよね。そこで頼りになるのが、天気予報です。現在の天気予報は、すばらしく進化しています。
そこで、「雨雲レーダー」でリリースをおこなう時間帯に、晴れ間が望める状況であれば、リリースができることも考えた装飾用の準備します。
残念ながら絶対に晴れ間が望めない天候であれば、リリースバルーンをはじめから装飾用にセッティングします。
お二人の結婚式、バルーンリリースの望みを叶えてあげたいですよね。
リリースにも対応できる装飾
バルーンリリースをおこなう時に注意することは、
- ゴム風船につける紐(ひも)は、紙でつくられたものを使用。
- ゴム風船は紙紐(ひも)に直接結びつける。(クリップなどは使わない)
このことを守ってバルーンパフェ(組みあわせて束ねたもの)にして、ゲストルームや披露宴会場の装飾として飾っておきます。
式が進む中、リリースができるタイミング(晴れ間)になった時、束ねた部分をほどくだけでリリース用に早代わりできます。
もちろん、こんなことができるのも会場スタッフ、プランナーさん、司会の方、ゲストの方の協力があるからですよね。
会場装飾とゲストの方へのお土産として
晴れ間が望めないときは、装飾用にもなり、ゲストがお帰りのときに、お土産としてわたせるような、バルーンパフェ(組みあわせて束ねたもの)のセッティングにします。
- ゴム風船につける紐(ひも)は、紙以外の紐(ひも)でも大丈夫。
- ゴム風船は、紐(ひも)に直接結びつける。(クリップなどは使わない)
- お土産にするので、飛んでいかないよう紙ウエイト(おもり)を準備しておく。
天井の高さが3メートルまでのゲストルームなどであれば、紐(ひも)のついたリリース用のバルーンを天井に敷きつめた装飾も可能です。
このようなセッティングができる理由は?
すべての結婚式場が、バルーンリリースに対してこのような対応が出来るのかはわかりませんが、私たちが対応している結婚式場は、状況に応じてこのような作業を行います。
バルーンリリース用のバルーンは、ゴム風船です。風船のサイズにもよりますが、ヘリュウムガスを入れてから浮かんでいる時間が決まっているのですね。
つまり、ゴム風船を使う場合は、すべて当日の作業で、限られた時間で完成するようやっています。生ものを扱っている感じですネ。お天気が微妙な時は、結婚式当日の朝、プランナーさんと新郎新婦が天候見て、どのようにするのか判断してもらってから作業を完了しています。
作業をするバルーン屋さんとしては、時間との戦いなのでかなりのプレッシャーですが。。(汗)すべては、お2人に喜んでもらうためにです。